webクリエイター/ブロガー/心理カウンセラー
心理学・社会心理学・認知心理学・行動心理学を趣味で約8年間学び続けながら、サプライズへの活かし方を本気で研究。
- 得意なこと:ピアノ演奏・バスケットボール・動画編集
- 苦手なこと:高いところ・虫・カラオケ
初めまして!ブログ「サプライズの学校」運営者・講師のありぽんです。
普段は、ブログを更新したり、フリーランスでお仕事をいただきながら、ゆる~く生きています。スマホゲームも好きなので、いつの間にか没頭してる時間も大好きです。
「失敗」に終わったサプライズが始まり
私が最初にサプライズをしたのは、高校2年生の夏に好きだった同じクラスのマイへの告白のとき。その頃、「付き合ってください!」の一言が言えずに、デートを重ねること早8回。デートって言ってもファミレスとかゲームセンターとかそういうところばっかりでしたが。
友達からは、「お前らまだ付き合ってないの!」とか「マイちゃんも好きだよ絶対!」、「自信持てよ!」とか言われていましたが、なんか変に余裕をもっていたんですよね。(完全にかっこつけてました・・)
そんな私も“次のデートこそは想いを伝えよう”と心に誓い、挑んだディズニーランドデート。何を血迷ったのか、夜のシンデレラ城の前でサプライズで告白しようと意気込んでいました。
度胸もないヘタレな僕のくせに「ちょ、ちょっとシンデレラ城、見に行こうよ」と明らかにどもりながら、シンデレラ城の前までマイを連れていったのです。
時刻は、20時27分。シンデレラ城前に到着。
もちろん人もたくさんいる、あの広場で、ついに僕は・・
ありぽん
と・・まあ、結局マンガみたいに、噛み噛みで告白しました。それは、恥ずかしかったです。
いきなり大声をあげたせいで、もちろん注目を浴びましたし、あんなに賑やかだったシンデレラ城でさえ一瞬静かになりました。
肝心の彼女はというと、明らかにキャラではない僕の行動を見て、顔が引きつっているように見えました・・・が、数秒の沈黙のあとで、
マイ
周りからは、「おぉ!!」「おめでとう!!」という声と、わずかな拍手がありました。
なのに、私は「小さな違和感」を感じていたのです。なんか、変な胸騒ぎ・・
「お願いします。」という彼女の言葉と、それを言ったときの表情が明らかにおかしいんです。
その違和感の正体がわからないまま、
プロポーズの次の日に、なんとフられました。
サプライズによる違和感の正体
結局別れたい・・と言われた私は、引き止めるどころか理由も聞けず、「そっか」と了承。
後悔だらけ。ほんとにダサい(汗)
これは、あとで友達から聞いた話なのですが
マイ
と話していたようです。
さらに、
「みんな見てたし流されてOKはしたんだけど、家に帰ってからは嬉しい気持ちよりも、恥ずかしい気持ちが強くなってきて。フっちゃった。普通に告白してほしかった。」
とのこと。
この話を聞いて、私は違和感の正体がはっきりとわかりました。
“サプライズが嬉しくなかった。なのに、了承してくれた。”
という違和感だったのです。
ありぽん
失敗した理由は、「相手の気持ちを考えていなかった」から
私は、寂しく悔しい気持ちをこらえながら、なんでマイを心から喜ばせることができなかったのか・・その理由を必死に考えました。
もちろん、マイのことを好きという気持ちにも、100%偽りはない・・。
となると、サプライズの方法が悪かったのか・・。でもシンデレラ城の前でプロポーズして成功してるYouTubeの動画、たくさん見たしな。(←ポンコツ)
まあ、確かに自分のキャラには合わなかったかもしれない。がそんなにダメだったか?女の子は、男のギャップに惹かれるんじゃないのか?(←クズ)
当時の自分は本気でこんなこと考えていたんですよね。これでサプライズが成功するわけがありませんでした。
だから、告白直前の自分の気持ちを一回整理してみました。
それはこうです。
驚かせよう>喜ばせよう
シンデレラ城の前での私の心は、マイを喜ばせたい気持ちよりも、驚かせたい気持ちの方が勝っていたのです。
サプライズで驚かせれば、「当然に喜んでくれる」と思い込んでいたです。
目的の順番が明らかに逆でした。
喜ばせるためのサプライズのはずが、いつのまにか驚かせるためのサプライズになっていた・・というわけです。
ありぽん
要は、私の自己満足です。
サプライズは相手を驚かすことではない
最近、デート・女子会・部活やサークルの仲間・家族などへサプライズをしたい!という人はどんどん増えているようです。すごく素敵です。
私が失敗してしまったシンデレラ城での告白も、きっと喜んでくれる人はたくさんいるはずです。他の場所では演出できないほどの大きなロマンがありますから。
でも、相手の気持ちをないがしろにしてはいけません。相手は驚きたいわけではないからです。
もしあなたが誰かにサプライズをしたい!と思った時、そのきっかけは「驚かせたい」ではないはず。相手が嬉しいことはなんなのかを追い求めるのがサプライズです。
マイへのサプライズに失敗してから、私はかなりたくさんのサプライズをやってきました。小さいものも大きなものも。誕生日会、イベント、パーティ、彼女とのデートの時などいろんなシーンで。
それもいろんなところで「ありぽんが考えてくれたサプライズのおかげで、本当に大切な1日になった!」などと、評判になって、たくさんの仲間からサプライズの相談を受けることも増えました。
また、嬉しいことに、深く話せる友人も増えました。
相手もあなたも嬉しいサプライズを贈ろう
おそらく、日本中のどこを探しても「サプライズ」にこんな熱心になって考えている人は自分以外見つからないかもしれないですが(汗)
私は、数々のサプライズを経験して、確かにサプライズには人の気持ちを動かす力をがあることに気づきました。サプライズをしてもらった人にとっては、一生で本当に忘れられない時間ともなることがわかりました。
それにサプライズの良いところは、サプライズをする側の気持ちもハッピーになる・・ということです。相手が喜んでいる姿を考えているだけでも幸せな気持ちになりますね。
私自身、手法の数も増えてきましたし、法則やパターンなども見つかりましたので、そろそろ私のアイデアが、あなたの小さなサプライズから、大きなサプライズまでお役に立てるようにこのブログを通じてお伝えできれば幸いです。
あなたがサプライズで送りたいメッセージはなんですか?
・「好き」っていう愛の気持ち?
・「おめでとう!」っていう祝福の気持ち?
・「ありがとう」っていう感謝の気持ち?
この始まりの気持ちを大切に、素敵なサプライズを届けて下さいね。